3.11 nine years later

よく聞かれる質問。
「その財布、面白いね。どっからなの?」

答えは、南三陸のミシン工房。
震災直後のエールの物。
支援でぐあてから頂いた布だそうです。

南三陸の工房は小物品を作ることによって、
仕事と繋がり、生きがいとなる。
工房のメンバー達はほとんどおばちゃん。

Sanriku Obachan (2020) by Maya Hey is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-ShareAlike 4.0 International License.

ミシン工房のHP から

震災の被害は津波や地震による物理的な被害だけでなく、さまざまな問題が被災した方々を襲いました。「あのときやっぱり死んでいればよかった」そんな言葉を口にする人もいました。仕事をして笑顔になって「やっぱり生きていてよかったんだ。」そう思えるようになってくれればと願っています。

一つ一つの小物に工房で作ったおばちゃんの
似顔絵ラベルが縫いついていて。
おばちゃん達の髪型が違うから、ラベルも違うと聞いた。

この財布見る度に思う、
この髪型のおばちゃんは元気だろうか、と。

私も元気でいよう。

「おらほも、あんだほも、がんばっぺし!」